畑のキャビアとんぶり

ほうき草を加工した「とんぶり」は、別名「畑のキャビア」と呼ばれている。直径1~2mmの小さな緑色の実は、魚の卵に似て、プリプリした歯触りは、まさに畑のキャビアの名にピッタリ。
ほうき草はその名の通りほうきとして使えるもので、乾燥させたものを2~3本たばねると、軽くて使いやすい草ぼうきになります。ほうき草は秋田県に限らず全国各地で栽培することができますが、その細かい実を収穫して「とんぶり」として加工・出荷するのは秋田県だけ。そのほとんどは秋田県の北部・比内町で生産されています。

とんぶりの特徴

とんぶりは、約2000年前に書かれた中国の漢方辞典にも載っているれっきとした漢方薬でもあります。漢方薬としては、泌尿器系疾患や肝臓の炎症を抑えるために使用されてきました。またサポニンを多く含み、糖尿病にも効果があるといわれています。
とんぶりの美味しさを一番味わえるのは、アツアツのご飯にを載せ、醤油をかけて食べるというものです。
ほのかに甘い香りとプチプチ感がごはんのもっちりとした食感と相まって、お代わり間違いなしの簡単メニューです。ぜひ試してみてください。

とんぶりの料理

とんぶりはどんな料理にも合うので添え物として重宝します。しょうゆをかけてそのまま食べても美味しいのですが、納豆に混ぜたり、長いもの千切りに添えるのが一般的に多く出てくる料理法です。
また、秋田の郷土料理店にいけば、とんぶりのメニューは必ずあります。美味しいとんぶりを食べるなら秋田の郷土料理店に行ってみましょう。いろいろなアレンジがあってとても参考になります。
ここでは、オクラととんぶりの和え物を紹介します。
[材料]4人分
・とんぶり 100グラム
・オクラ 2袋
・削り節 1パック
・しょうゆ 大匙1
[作り方]
1.オクラはへたを取り、薄い輪切りにする。
2.ボールにオクラ、とんぶり、削り節を入れてよく混ぜ、オクラの粘りが出てきたら、しょうゆをふり、さらにまんべんなく混ぜて、小鉢に盛る。

とんぶり